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ビーツの保存方法完全ガイド|冷蔵・冷凍で長持ちさせるコツ

ビーツの保存方法完全ガイド|冷蔵・冷凍で長持ちさせるコツ

コラム

2025年12月24日

「せっかく買ったビーツ、どうやって保存すればいい?」

「冷凍できるの?どのくらい日持ちするの?」

ビーツは適切に保存すれば、意外と長持ちする野菜です。生のまま冷蔵保存で約1週間〜1ヶ月、下茹でしてから冷凍すれば約3ヶ月も保存できます。

ただし、保存方法を間違えると、水分が抜けてスカスカになったり、せっかくの栄養や風味が失われてしまうことも。

この記事では、ビーツを美味しく長持ちさせる保存方法を、「冷蔵」「冷凍」「常温」の3パターンで詳しく解説します。葉付きビーツの保存法や、保存前の下処理のコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • ビーツの保存方法一覧(冷蔵・冷凍・常温)

  • 保存期間の目安

  • 乾燥を防ぐ保存のコツ

  • 冷凍保存する際の下処理方法

  • 葉付きビーツの保存法

  • 保存したビーツの活用法

ビーツの保存方法一覧|保存期間の目安

まずは、ビーツの保存方法と保存期間の目安を一覧でご紹介します。

【ビーツの保存方法と保存期間】

保存方法

保存期間の目安

ポイント

冷蔵(生)

約1週間〜1ヶ月

乾燥を防ぐのが重要

冷蔵(茹で)

約1週間

茹で汁と一緒に保存容器へ

冷凍(茹で)

約1〜3ヶ月

下茹で必須、生は不向き

常温

約1〜2週間

冬場の冷暗所のみ可

葉(冷蔵)

約2〜3日

根と分けて保存

【ビーツ保存の基本ルール】

✓ 乾燥はビーツの最大の敵!必ずポリ袋に入れる

✓ 葉付きは「葉と根を分けて」保存する

✓ 冷凍する場合は「下茹で」してから

✓ 夏場は常温保存NG、必ず冷蔵庫へ

【冷蔵保存】生ビーツを長持ちさせる方法

ビーツは冷涼な気候を好む野菜なので、基本的には冷蔵保存がおすすめです。適切に保存すれば、生のまま1週間〜1ヶ月程度日持ちします。

生ビーツの冷蔵保存方法

【保存期間の目安】約1週間〜1ヶ月

【用意するもの】

  • キッチンペーパーまたは新聞紙

  • ポリ袋(ビニール袋)

【保存手順】

STEP 1:葉を切り落とす

葉がついている場合は、葉の付け根から切り落とします。

葉をつけたままだと、葉から水分が蒸発して根の部分の味が落ちてしまいます。

STEP 2:土は洗わずそのまま

泥付きのビーツは、土をつけたまま保存した方が長持ちします。洗うのは使う直前に。

STEP 3:キッチンペーパーで包む

軽く湿らせたキッチンペーパー(または新聞紙)でビーツを1個ずつ包みます。乾燥を防ぐのがポイント。 

STEP 4:ポリ袋に入れる

包んだビーツをポリ袋に入れ、軽く口を閉じます。

密封しすぎると蒸れるので、少し空気が通る程度に。

STEP 5:野菜室で保存

冷蔵庫の野菜室に入れて保存します。

野菜室がない場合は、冷蔵庫の中でも比較的温度が高い場所(ドアポケット付近など)に。

乾燥を防ぐのが長持ちの秘訣

ビーツを長持ちさせる最大のポイントは「乾燥を防ぐこと」です。

【乾燥するとどうなる?】

  • 表面がしわしわになる

  • 中がスカスカになる

  • 甘みや風味が失われる

  • 栄養価も低下する

ビーツは水分が豊富な野菜です。乾燥した環境に置くと、表皮からゆるやかに水分が抜けていき、同時に甘みや風味も失われていきます。

【乾燥を防ぐコツ】

◎ 必ずポリ袋に入れる(裸のまま野菜室に入れない)

◎ 湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包む

◎ 新聞紙が乾いたら取り替える

◎ カットしたものはラップでぴったり包む

茹でたビーツの冷蔵保存方法

下茹でしたビーツも冷蔵保存できます。すぐに料理に使えるので便利です。

【保存期間の目安】約1週間

【保存手順】

  1. ビーツを皮ごと茹でる(約30〜40分)

  2. 粗熱を取り、皮をむく

  3. 使いやすい大きさにカット(またはそのまま)

  4. 保存容器に入れ、茹で汁を一緒に入れる

  5. 冷蔵庫で保存

【ポイント】

  • 茹で汁と一緒に保存すると、乾燥を防ぎ、色も鮮やかに保てます

  • 茹で汁がない場合は、ラップでぴったり包んで保存

  • 使う分だけ取り出し、残りは早めに使い切る

【冷凍保存】ビーツを長期保存する方法

ビーツを長期保存したい場合は冷凍がおすすめです。下茹でしてから冷凍すれば、約1〜3ヶ月保存できます。

生のまま冷凍はNG!下茹でが必要な理由

ビーツは「生のまま冷凍」はおすすめしません。

【生のまま冷凍すると…】

  • 酵素の働きで変色する

  • 氷の結晶が細胞を壊し、解凍後にパサパサになる

  • 甘みや色素が失われる

  • 食感が悪くなる

水分の多いビーツは、冷凍前に下茹で(ブランチング)することが必要です。下茹ですることで、酵素の働きを止め、冷凍焼けを防ぎ、甘みや色も保つことができます。

冷凍保存の手順|茹でてから冷凍

【保存期間の目安】約1〜3ヶ月

【用意するもの】

  • 酢またはレモン汁

  • 冷凍用保存袋(ジップロックなど)

【冷凍保存の手順】

STEP 1:ビーツを洗う

泥をよく洗い落とします。皮はむかずにそのまま。

STEP 2:皮ごと茹でる

鍋にビーツがかぶるくらいの水を入れ、酢(水1Lに対し大さじ1程度)を加えます。弱火で30〜40分茹でます。

※酢を入れると色素の流出を防げます

STEP 3:茹で上がりの確認

竹串がスッと通れば茹で上がり。冷凍用は少し芯が残る程度でもOK(煮込み料理に使う場合)。

STEP 4:粗熱を取って皮をむく

茹で汁ごと冷まし、手で皮をむきます。茹でた後はツルっと簡単にむけます。

STEP 5:使いやすい大きさにカット

用途に合わせてカットします。 

  • サイコロ状(1〜2cm角)…スープ、煮込みに

  • スライス…サラダ、付け合わせに

  • ペースト状…スムージー、ポタージュに

STEP 6:小分けにして冷凍

1回分ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。

空気をしっかり抜いて密封し、冷凍庫へ。

平らにして冷凍すると、早く凍って品質が保てます。

オーブンで焼いてから冷凍する方法

茹でる以外に、オーブンで焼いてから冷凍する方法もあります。焼くと甘みが増し、香ばしい風味になります。

【保存期間の目安】約3ヶ月

【オーブンで焼く手順】

  1. ビーツを洗い、皮付きのままアルミホイルで包む

  2. 180℃に予熱したオーブンで50〜60分焼く

  3. 竹串がスッと通れば焼き上がり

  4. 粗熱を取り、皮をむく

  5. 使いやすい大きさにカット

  6. ラップで小分けに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍

【オーブン焼きのメリット】

  • 茹でるより甘みが凝縮される

  • 色素や栄養が茹で汁に流出しない

  • 香ばしい風味がつく

冷凍ビーツの解凍方法と使い方

冷凍したビーツは、用途によって解凍方法を使い分けましょう。

【解凍方法と使い方】

用途

解凍方法

スープ・煮込み

凍ったまま鍋に投入してOK

他の具材と一緒に加熱するだけ

サラダ・付け合せ

冷蔵庫で3時間ほど自然解凍

または常温で30分ほど 

スムージー

凍ったままミキサーへ

シャーベット状になって美味しい

ポタージュ

凍ったまま鍋で温め、ミキサーへ 

【注意点】

  • 解凍すると水分が出やすいので、サラダ用はキッチンペーパーで水気を拭く

  • 電子レンジ解凍は水分が出やすいのであまりおすすめしない

  • 一度解凍したものは再冷凍しない

【常温保存】冬場限定で可能

ビーツは条件が整えば常温保存も可能です。ただし、冬場の冷暗所限定です。

常温保存の条件と方法

【保存期間の目安】約1〜2週間

【常温保存の条件】

  • 気温が15℃以下(冬場のみ)

  • 直射日光が当たらない

  • 風通しの良い冷暗所

  • 湿度が高すぎない

【保存方法】

  1. 葉がついている場合は切り落とす

  2. 土は洗わずそのまま

  3. 新聞紙で1個ずつ包む

  4. 段ボール箱や紙袋に入れる

  5. 冷暗所(玄関、廊下、土間など)で保存

夏場は常温保存NG

ビーツは冷涼な気候を好む野菜です。25℃を超える夏場は常温保存に適しません。

【夏場に常温保存すると…】

  • 傷みが早くなる

  • カビが生えやすい

  • 中がスカスカになる

  • 味が落ちる

夏場は必ず冷蔵庫で保存しましょう。

葉付きビーツの保存方法

直売所や産地直送の通販では、葉付きのビーツを購入できることがあります。葉付きビーツの保存方法をご紹介します。

葉と根は「分けて保存」が鉄則

葉付きのビーツは、必ず葉と根を分けて保存しましょう。

【葉をつけたまま保存すると…】

  • 葉から水分が蒸発する

  • 根の部分がしなびる

  • 甘みや風味が落ちる

  • 日持ちが悪くなる

大根やかぶと同じく、葉をつけたままだと葉に栄養と水分を取られてしまいます。購入したらすぐに葉を切り落としましょう。

根の保存方法

【保存期間の目安】約1週間〜1ヶ月(冷蔵)

【保存手順】

  1. 葉の付け根から切り落とす(根元を2〜3cm残す)

  2. 土は洗わずそのまま

  3. 湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包む

  4. ポリ袋に入れる

  5. 冷蔵庫の野菜室で保存

葉の保存方法

【保存期間の目安】約2〜3日(冷蔵)

ビーツの葉は日持ちしないので、できるだけ早く使い切りましょう。

【保存手順】

  1. 葉を水で軽く洗う

  2. 水気を軽く拭き取る

  3. 湿らせたキッチンペーパーで包む

  4. ポリ袋に入れる

  5. 冷蔵庫の野菜室で保存

【葉の活用法】

  • 若い葉:生のままサラダに

  • 大きな葉:さっと茹でておひたし、炒め物に

  • 茎の部分:きんぴら、スープの具に

葉を冷凍保存する方法

葉をすぐに使い切れない場合は、冷凍保存もできます。

【保存期間の目安】約1ヶ月

【冷凍方法①】生のまま冷凍

  1. 葉を洗って水気を拭き取る

  2. 使いやすい大きさにカット

  3. 冷凍用保存袋に入れて冷凍

  4. 使うときは凍ったまま炒め物やスープに

【冷凍方法②】茹でてから冷凍

  1. さっと塩茹でする(30秒〜1分)

  2. 冷水にとって色止め

  3. 水気をしっかり絞る

  4. 小分けにしてラップで包む

  5. 冷凍用保存袋に入れて冷凍

保存状態が悪いビーツの見分け方

保存していたビーツが傷んでいないか、チェックポイントを確認しましょう。

まだ食べられる状態

以下の状態であれば、まだ食べられます。早めに使い切りましょう。

【まだ食べられるサイン】

  • 表面が少ししなびている

  • 皮にシワが寄っている

  • やや柔らかくなっている

  • 葉が少ししおれている

これらは水分が抜けてきたサインです。食感や風味は落ちますが、加熱調理すれば問題なく食べられます。

食べない方が良い状態

以下の状態になったビーツは、食べるのを控えましょう。

【食べない方が良いサイン】

✗ ブヨブヨに柔らかくなっている 

✗ カビが生えている 

✗ 異臭がする(腐敗臭)

✗ 表面がヌルヌルしている

✗ 中が茶色や黒に変色している

✗ ドロドロに溶けている

特にカビが生えている場合は、見える部分を取り除いても内部まで菌糸が広がっている可能性があります。もったいなくても廃棄しましょう。

保存したビーツの活用レシピ

保存したビーツを美味しく活用するレシピアイデアをご紹介します。

冷蔵保存したビーツの活用

【生のビーツ(冷蔵)】

  • サラダ:薄くスライスして生のまま

  • スムージー:バナナやりんごと一緒にミキサーへ

  • ピクルス:甘酢に漬けて保存食に

  • カルパッチョ:薄切りにしてオリーブオイルと塩で

【茹でたビーツ(冷蔵)】

  • ボルシチ:牛肉や野菜と煮込んで

  • ポテトサラダ:角切りにして混ぜるとピンク色に

  • 付け合わせ:そのまま塩とオリーブオイルで

  • サンドイッチ:スライスして挟む

冷凍保存したビーツの活用

【冷凍ビーツのおすすめレシピ】

▼ボルシチ(凍ったまま使用)

  • 凍ったビーツを他の具材と一緒に鍋へ

  • 30分ほど煮込めば完成

  • サワークリームを添えて

▼ビーツのポタージュ(凍ったまま使用)

  • 凍ったビーツと玉ねぎを炒める

  • 牛乳または豆乳を加えて煮る

  • ミキサーにかけて滑らかに

  • 鮮やかなピンク色のスープに

▼ビーツスムージー(凍ったまま使用)

  • 凍ったビーツ、バナナ、ヨーグルトをミキサーへ

  • シャーベット状で美味しい

  • はちみつを加えて甘みをプラス

ピクルスにして長期保存

ビーツをピクルスにすると、冷蔵で2週間〜1ヶ月程度保存できます。

【ビーツのピクルスの作り方】

<材料>

  • 茹でたビーツ…1個(約200g)

  • 酢…100ml

  • 水…100ml

  • 砂糖…大さじ2

  • 塩…小さじ1/2

  • お好みでローリエ、粒こしょう

<作り方>

  1. ビーツを薄切りまたは角切りにする

  2. 酢、水、砂糖、塩を鍋で沸騰させる

  3. 熱いうちにビーツにかける

  4. 粗熱が取れたら冷蔵庫で保存

【ピクルスの活用法】

  • そのままおつまみに

  • サラダのトッピングに

  • サンドイッチの具に

  • ピクルス液はドレッシングや酢飯に

ビーツ保存の「よくある質問」

Q. 皮をむいてから保存しても大丈夫?

A. おすすめしません。

ビーツの皮をむいてしまうと、以下のデメリットがあります:

  • 切り口から色素が流出する

  • 乾燥しやすくなる

  • 栄養も流出しやすい

  • 日持ちが短くなる

皮は調理の直前にむくのがベストです。茹でたり焼いたりした後なら、手で簡単にむけます。

Q. カットしたビーツの保存方法は?

A. ラップでぴったり包んで冷蔵庫へ。

カットしたビーツは、切り口をラップでぴったり包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。保存期間は2〜3日程度。できるだけ早く使い切りましょう。

すぐに使わない場合は、冷凍保存がおすすめです。

Q. 水煮や缶詰のビーツはどう保存する?

A. 開封前は常温OK、開封後は冷蔵で3〜4日。

【未開封の場合】

  • 直射日光を避けて常温保存

  • 賞味期限まで保存可能

【開封後の場合】

  • 保存容器に移し替える

  • 液に浸したまま冷蔵庫へ

  • 3〜4日を目安に使い切る

Q. ビーツの色が手やまな板につくのを防ぐには?

A. 以下の方法で対策できます。

【手の汚れを防ぐ】

  • ゴム手袋や使い捨て手袋を使う

  • 手についた場合はレモン汁でこすると落ちやすい

【まな板の汚れを防ぐ】

  • ラップを敷いてからカットする

  • 牛乳パックを開いてまな板代わりに

  • 使い捨てのまな板シートを使う

まとめ|ビーツを上手に保存して長く楽しもう

この記事では、ビーツの保存方法について解説しました。

【保存方法まとめ】

■ 冷蔵保存(生)

  • 保存期間:約1週間〜1ヶ月            

  • ポイント:湿らせた新聞紙で包み、ポリ袋に入れる

  • 乾燥を防ぐのが長持ちの秘訣         

■ 冷蔵保存(茹で)  

  • 保存期間:約1週間

  • ポイント:茹で汁と一緒に保存容器へ 

■ 冷凍保存(茹で)  

  • 保存期間:約1〜3ヶ月                

  • ポイント:必ず下茹でしてから冷凍   

  • 生のまま冷凍はNG 

■ 常温保存       

  • 保存期間:約1〜2週間                

  • 条件:冬場の冷暗所のみ             

  • 夏場は必ず冷蔵庫へ                 

■ 葉の保存       

  • 保存期間:約2〜3日(冷蔵)

  • ポイント:根と分けて保存、早めに使い切る 

【保存の3つの鉄則】

  1. 乾燥を防ぐ → 必ずポリ袋に入れる

  2. 葉と根は分ける → 葉から水分が蒸発するのを防ぐ

  3. 冷凍は下茹でしてから → 生のまま冷凍は品質が落ちる 


ビーツは適切に保存すれば、長く美味しく楽しめる野菜です。旬の時期にまとめて購入して冷凍保存しておけば、いつでもビーツ料理を楽しめますよ。

ぜひこの記事を参考に、ビーツを上手に保存して、毎日の食卓に取り入れてみてください。

 

【記事情報】

監修:株式会社あさぎり農園


【参考文献・出典】

  • カゴメVEGEDAY「ビーツの栄養や選び方、保存、下ごしらえ、食べ方など」
  • macaroni「ビーツの冷蔵・冷凍保存方法」
  • LOVEGREEN「ビーツの美味しい食べ方・種類・栄養・保存方法」

※保存期間はあくまで目安です。保存状態や鮮度により異なります。

傷みのサインが見られた場合は、早めに使い切るか廃棄してください。

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