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ビーツの旬と選び方|美味しいビーツを見分けるポイント

ビーツの旬と選び方|美味しいビーツを見分けるポイント

コラム

2025年12月24日

「ビーツっていつが旬なの?」

「スーパーで見かけたけど、どれを選べばいいの?」

ビーツは年に2回旬を迎える野菜です。初夏(6〜7月)と晩秋〜初冬(11〜12月)では味わいも異なり、それぞれの魅力があります。

また、せっかくビーツを買うなら、美味しいものを選びたいですよね。実は、ビーツには「美味しさを見分けるポイント」がいくつかあります。

この記事では、ビーツの旬の時期や産地、そして美味しいビーツの選び方を詳しく解説します。初めてビーツを買う方も、この記事を読めば自信を持って選べるようになりますよ。

【この記事でわかること】

  • ビーツの旬は年2回(初夏と晩秋〜初冬)

  • 初夏と晩秋、それぞれの味の違い

  • 国産ビーツの主な産地

  • 美味しいビーツを見分ける5つのポイント

  • 葉付きビーツの選び方

  • 旬以外の時期にビーツを楽しむ方法

ビーツの旬は年2回!初夏と晩秋〜初冬

ビーツは春と秋の2回種まきができるため、旬も年に2回訪れます。

【初夏の旬】6月〜7月

春(3月〜5月頃)に種をまいたビーツは、初夏の6月〜7月に収穫期を迎えます。

【初夏のビーツの特徴】

  • みずみずしくフレッシュな味わい

  • 甘みはやや控えめで、さっぱりとした風味

  • 水分が多く、シャキシャキとした食感

  • サラダやスムージーなど、生食にぴったり

  • 色も鮮やかで、料理の彩りに最適


初夏のビーツは、暖かくなる季節に成長するため、みずみずしさが特徴です。生で食べると爽やかな甘みを感じられます。

【晩秋〜初冬の旬】11月〜12月

秋(8月〜9月頃)に種をまいたビーツは、晩秋から初冬の11月〜12月に収穫期を迎えます。

【晩秋〜初冬のビーツの特徴】

  • 甘みが強く、濃厚な味わい

  • 寒さに当たることで糖度がアップ 

  • 身が締まって、ホクホクとした食感

  • ボルシチなど煮込み料理にぴったり

  • 保存性も高く、長期保存が可能

晩秋〜初冬のビーツは、寒暖差のある環境で育つため、糖度が高くなります。特に霜が降りる前に収穫されたビーツは、甘みが凝縮されて絶品です。

初夏と晩秋、どちらが美味しい?

結論から言うと、どちらにもそれぞれの良さがあります。

【季節別おすすめの食べ方】

季節

味の特徴

おすすめの食べ方

初夏
(6〜7月)

みずみずしい
さっぱり

サラダ、スムージー、ピクルス、生食 

晩秋〜初冬
(11〜12月)

甘みが強い
濃厚

ボルシチ、煮込み料理、ロースト、ポタージュ

一般的に「甘みが強くて美味しい」と言われるのは晩秋〜初冬のビーツですが、初夏のフレッシュな味わいも捨てがたい魅力があります。

ぜひ両方の季節で味わって、お好みの旬を見つけてください。

旬のカレンダー|ビーツが出回る時期

ビーツが市場に出回る時期を月別にまとめました。

【ビーツの旬カレンダー】

1月

2月

3月

4

5

6

7

8

9

10

11

12


◎=旬(最も美味しい時期)
○=出回り始め
△=貯蔵品が出回る
─=ほとんど出回らない

※地域や気候によって前後することがあります

※輸入品や水煮は通年入手可能です

国産ビーツの主な産地

日本国内でもビーツの栽培が広がっています。主な産地と特徴を見ていきましょう。

ビーツ栽培に適した気候条件

ビーツは冷涼な気候を好む野菜です。生育適温は15℃〜21℃で、暑さや湿気には弱い特徴があります。

【ビーツ栽培に適した条件】

  • 涼しい気候(夏でも比較的涼しい地域)

  • 昼夜の寒暖差がある

  • 水はけの良い土壌

  • 日当たりの良い場所

このような条件を満たす地域で、高品質なビーツが栽培されています。

国内の主な産地

【日本の主なビーツ産地】

産地

特徴

北海道

国内最大の産地。冷涼な気候で高品質なビーツが栽培される。夏〜秋が旬。

長野県

標高の高い高原地帯で栽培。寒暖差を活かした甘みの強いビーツが特徴。

茨城県

関東圏への供給拠点。春まき・秋まきの両方を行い、比較的長い期間出荷。

埼玉県

都市近郊産地として知名度が高い。新鮮な状態で首都圏に届く。

熊本県

九州の産地として注目。あさぎり町など盆地の寒暖差を活かした栽培が盛ん。

熊本県あさぎり町のビーツ

熊本県球磨郡あさぎり町は、九州におけるビーツ栽培の注目産地です。

【あさぎり町のビーツの特徴】

▼寒暖差を活かした甘いビーツ

あさぎり町は盆地特有の気候で、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴。この寒暖差がビーツの糖度を高め、甘みの強いビーツが育ちます。

▼有機栽培・減農薬栽培への取り組み

化学肥料や農薬を極力使わない栽培方法に取り組む農家が多く、安心・安全なビーツが生産されています。

▼新鮮な状態で届く

産地直送の通販により、収穫したての新鮮なビーツを全国に届けることが可能です。

輸入ビーツの産地

国産ビーツが手に入らない時期には、輸入品も選択肢になります。

【主な輸入国】

  • オランダ

  • オーストラリア

  • ニュージーランド

輸入ビーツは主に「水煮」や「缶詰」として流通しています。生のビーツに比べると土臭さが少なく、手軽に使えるのがメリットです。

一方、国産の生ビーツは鮮度が高く、栄養価も保たれやすいのが魅力。旬の時期にはぜひ国産の生ビーツを試してみてください。

美味しいビーツの選び方|5つのチェックポイント

せっかくビーツを買うなら、美味しいものを選びたいですよね。ここでは、美味しいビーツを見分けるポイントを5つご紹介します。

ポイント1|サイズは「直径7〜8cm」がベスト

ビーツは大きければ大きいほど良いわけではありません。

【最適なサイズ】

直径7〜8cm程度(手のひらにしっくり収まるサイズ)

【サイズ別の特徴】

サイズ

特徴

小さすぎる
(直径5cm以下)

甘みが十分に発達していないことがある

皮をむく手間に対して可食部が少ない 

ちょうど良い
(直径7〜8cm) 

味・食感・火の通りのバランスが最良

甘みも十分で美味しい

大きすぎる
(直径10cm以上) 

中がスカスカ(す入り)になりやすい

繊維質で食感が悪いことがある

【豆知識】

大きなビーツは、窒素肥料を多く使って育てられていることがあります。窒素過多の状態では味が薄くなる傾向があるため、大きさ重視よりも適切なサイズのものを選ぶのがおすすめです。

ポイント2|形は「丸くてきれい」なものを

ビーツの形は、美味しさの目安になります。

【良い形】

  • きれいな球形(丸型)

  • 表面に凹凸がなく、滑らか

  • 傷やへこみがない

【形が悪いと品質に影響する?】

実は、形が多少いびつでも味にはあまり影響しません。土の状態や成長過程で形が変わることがあり、凸凹していても美味しいビーツはたくさんあります。

ただし、深い傷やひび割れがあるものは、そこから傷みが進みやすいので避けた方が無難です。

ポイント3|色は「鮮やかで、つやがある」

ビーツの色は鮮度と品質のバロメーターです。

【良い色の特徴】

  • 鮮やかな赤紫色(品種により色は異なる)

  • 表面につやがある

  • 変色や黒ずみがない

  • 色むらが少ない

【避けた方が良い色】

  • くすんでいる

  • 黒っぽく変色している

  • 表面がカサカサで乾燥している

※黄色やしま模様(渦巻き)のビーツは品種の違いなので、色が薄いからといって品質が悪いわけではありません。

ポイント4|硬さは「しっかり硬く、ずっしり重い」

手に取ったときの硬さと重さも重要なチェックポイントです。

【良い状態】

  • しっかりと硬い(カチカチに硬いくらいがちょうど良い)

  • 手に持つとずっしり重い

  • 中身が詰まっている感じがする

【避けた方が良い状態】

  • ブヨブヨと柔らかい

  • 押すとへこむ

  • 軽い(中がスカスカの可能性)

  • シワが寄っている

ビーツは水分が抜けると柔らかくなり、味も落ちてしまいます。硬くてずっしり重いものは、新鮮で中身が詰まっている証拠です。

ポイント5|茎の付け根は「皮がむけていない」

見落としがちですが、茎の付け根の状態も重要です。

【良い状態】

  • 茎の付け根の皮がむけていない

  • 根元がしっかりしている

  • 切り口が乾燥しすぎていない

【避けた方が良い状態】

  • 茎の付け根の皮がめくれている

  • 根元がグラグラしている

  • 切り口が黒ずんでいる

茎の付け根から水分が抜けやすいため、ここの状態は鮮度の目安になります。

葉付きビーツの選び方

直売所や農家直送の通販では、葉付きのビーツを購入できることがあります。葉付きビーツの選び方と、葉の活用法をご紹介します。

葉付きビーツのメリット

【葉付きビーツを選ぶメリット】

▼鮮度がわかりやすい

葉の状態を見れば、収穫からどれくらい時間が経っているかがわかります。葉が生き生きとしていれば、間違いなく新鮮です。

▼葉も食べられる

ビーツの葉は、ほうれん草に似た味わいで栄養も豊富。捨てずに料理に活用できます。

▼収穫したての風味を楽しめる

葉付きで売られているビーツは、収穫から間もないことが多いです。

葉の状態をチェック

葉付きビーツを選ぶときは、葉の状態をよく確認しましょう。

【良い葉の特徴】

✓ 葉が生き生きとピンと張っている

✓ 緑色が鮮やかで、黄色く変色していない

✓ しおれていない

✓ 茎がしっかりしている

✓ 虫食いや病気の跡がない

【避けた方が良い葉の状態】

  • しおれてグッタリしている

  • 黄色く変色している

  • 茶色く枯れている

  • ドロドロに傷んでいる

葉が傷んでいると、そこから根(実の部分)の品質も落ちていきます。葉の状態が悪いものは避けましょう。

新鮮さのサイン|泥付き・ひげ根付き

以下の特徴があるビーツは、特に新鮮な証拠です。

【新鮮さのサイン】

▼泥付き

土がついたままのビーツは、収穫してから洗っていない=鮮度が高い証拠。泥付きのまま保存すると、さらに長持ちします。

▼ひげ根付き

細いひげ根がついているビーツも新鮮なサイン。ひげ根は乾燥しやすいため、残っているということは収穫から時間が経っていない証拠です。

▼葉が付いている

葉付きで売られているビーツは、収穫後すぐに出荷されていることが多いです。

ビーツの葉の活用法

ビーツの葉は捨てずに食べましょう!ほうれん草と同じヒユ科の野菜なので、葉もほうれん草に似た味わいです。

【葉の特徴】

  • 若い葉:クセがなく、生でサラダに使える

  • 大きく育った葉:少しえぐみがあるので、加熱調理がおすすめ

【おすすめの調理法】

調理法

ポイント

サラダ

若い葉をそのまま。ベビーリーフ感覚で

おひたし

さっと茹でて、醤油やポン酢で

炒め物

にんにくとオリーブオイルでソテー

スープの具

ボルシチなど煮込み料理に一緒に入れる

浅漬け

塩もみして浅漬けに

【注意点】

ビーツの葉にはシュウ酸(えぐみ成分)が含まれています。大きく育った葉は、さっと茹でてから調理すると食べやすくなります。

ビーツを買える場所

美味しいビーツを選ぶポイントがわかったら、実際に買いに行きましょう。ビーツを購入できる場所をご紹介します。

スーパーマーケット

近年、一般的なスーパーでもビーツを見かけることが増えてきました。

【スーパーで買うメリット】

  • 手軽に購入できる

  • 水煮や缶詰なら通年入手可能

  • 価格が比較的安定している

【デメリット】

  • 生のビーツは旬の時期以外は手に入りにくい

  • 品種が限られる

  • 鮮度にばらつきがある

旬の時期(6〜7月、11〜12月)には、野菜売り場に生のビーツが並ぶことがあります。見かけたらぜひ手に取ってみてください。

直売所・道の駅

新鮮なビーツを手に入れるなら、農産物直売所や道の駅がおすすめです。

【直売所・道の駅で買うメリット】

  • 収穫したての新鮮なビーツが手に入る

  • 生産者の顔が見える安心感

  • 葉付きや泥付きなど、新鮮な状態で購入できる

  • 珍しい品種に出会えることも

【デメリット】

  • 旬の時期しか置いていないことが多い

  • 産地に行かないと買えない

  • 入荷状況が不安定

ビーツの産地近く(北海道、長野、茨城など)の直売所では、旬の時期に高品質なビーツが並びます。

産地直送・通販

遠方に住んでいても、通販なら全国どこでも産地直送のビーツを購入できます。

【通販で買うメリット】

  • 産地直送で鮮度が高い

  • 自宅まで届けてもらえる

  • 有機栽培や減農薬など、こだわりの商品を選べる

  • 加工品(水煮、パウダーなど)も豊富

【デメリット】

  • 送料がかかることがある

  • 届くまで実物を確認できない

  • 旬の時期は売り切れることも

生ビーツは傷みやすいため、クール便で届く通販を選ぶと安心です。

旬以外の時期にビーツを楽しむ方法

ビーツの旬は年2回。それ以外の時期にビーツを楽しむ方法をご紹介します。

水煮・缶詰を活用する

旬以外の時期に最も手軽なのが、水煮や缶詰のビーツです。

【水煮・缶詰のメリット】

  • 通年入手可能

  • 下ごしらえの手間なし、すぐに使える

  • 土臭さが少なく、初心者でも食べやすい

  • 長期保存が可能

【デメリット】

  • 生に比べると風味はやや劣る

  • 添加物が入っている場合がある

  • 缶詰特有の匂いが気になることも

水煮や缶詰は、ボルシチやサラダ、スープなど、さまざまな料理に手軽に使えます。

ビーツパウダー・粉末を活用する

ビーツを乾燥させて粉末にした「ビーツパウダー」も便利なアイテムです。

【ビーツパウダーのメリット】

  • 常温で長期保存可能

  • 少量ずつ使える

  • スムージー、ヨーグルト、料理に混ぜるだけ

  • 栄養成分はほぼそのまま凝縮

【使い方の例】

  • スムージーに小さじ1杯

  • ヨーグルトにふりかける

  • パンやお菓子の生地に混ぜる

  • ドレッシングに加える

毎日手軽にビーツの栄養を摂りたい方には、パウダーがおすすめです。

冷凍ビーツを活用する

下茹でしたビーツを冷凍保存しておけば、いつでも使えます。

【冷凍保存の方法】

  1. ビーツを皮ごと茹でる(または焼く)

  2. 粗熱を取り、皮をむく

  3. 使いやすい大きさにカット

  4. 冷凍用保存袋に入れて冷凍

【保存期間の目安】

  • 冷凍で約1ヶ月

冷凍したビーツは、凍ったままスープに入れたり、解凍してサラダに使ったりできます。旬の時期にまとめて購入して冷凍しておくのもおすすめです。

美味しいビーツの選び方チェックリスト

最後に、美味しいビーツを選ぶためのチェックリストをまとめました。買い物のときにお役立てください。

【ビーツ選びのチェックリスト】

□ サイズは直径7〜8cm程度(手のひらサイズ)

□ きれいな球形で、表面に凹凸がない

□ 色が鮮やかで、つやがある

□ 変色や黒ずみがない

□ しっかり硬く、ずっしり重い

□ ブヨブヨしていない

□ 茎の付け根の皮がむけていない

□ 傷やひび割れがない

【葉付きの場合】

□ 葉が生き生きとピンと張っている

□ 葉の色が鮮やかな緑色

□ しおれていない、黄色く変色していない

【新鮮さのサイン】

□ 泥付き → 新鮮な証拠

□ ひげ根付き → 新鮮な証拠

まとめ|旬のビーツを選んで、美味しく楽しもう

この記事では、ビーツの旬と選び方について解説しました。

【ビーツの旬】

  • 年2回:初夏(6〜7月)と 晩秋〜初冬(11〜12月)

  • 初夏:みずみずしくフレッシュ、生食向き

  • 晩秋〜初冬:甘みが強く濃厚、煮込み料理向き

【美味しいビーツの選び方 5つのポイント】

  1. サイズ:直径7〜8cm(大きすぎるとスカスカ)

  2. 形:きれいな球形、表面が滑らか

  3. 色:鮮やかでつやがある、変色なし

  4. 硬さ:しっかり硬く、ずっしり重い

  5. 茎の付け根:皮がむけていない

【旬以外の時期の楽しみ方】

  • 水煮、缶詰を活用

  • ビーツパウダーを活用

  • 旬の時期に冷凍保存

ビーツは栄養価が高く、料理の彩りにもなる魅力的な野菜です。ぜひ旬の時期に新鮮なビーツを手に入れて、その美味しさを味わってみてください。